2回戦の16試合で唯一、過去の優勝チーム同士のカードがあった。八幡浜・大州地区運動公園野球場での第1試合で、1984年の第4回大会を制した香寺クラブジュニア(兵庫)と、2023年の第43回大会から2連覇している新家スターズ(大阪)が対峙。試合は中盤から動き、5回裏には1点差になるなど最後まで目の離せない勝負に。同球場での第2試合はスコアが大きく開いたものの、敗軍も守備の好プレーが複数あった。
(写真=福地和男/構成=大久保克哉)
■2回戦
◇8月8日◇八幡浜・大州地区運動公園野球場
▽第1試合
新家㊤の吉野谷幸太監督は就任3年目。香寺㊦の常陰智秋監督は1984年のV戦士
長打1本、足&小技がポイントに
[大阪]5年連続6回目
新家スターズ
001032=6
000030=3
香寺クラブジュニア
[兵庫]40年ぶり3回目
【新】長尾、井上-西村
【香】田中陽、坪田-橋本
二塁打/井上(新)

3回表、新家は四球と敵失で三進した信下勝穂(4年)が、西浦大貴の投ゴロ㊤で先制のホームイン㊦


3回裏、香寺の二番・松葉大雅が両軍通じて初安打㊤。新家の初安打は4回表、三番・井上桜介の右越え二塁打㊦


新家は5回表、七番・松浦唯斗(5年)の左前打㊤からバッテリーミスなどでまず1点。さらに一死二、三塁から二番・井谷陽輝主将の中前打㊦で4対0に


香寺は4点ビハインドの直後、左翼手・森島大翔が左中間の大飛球を好捕㊤。そして5回裏、先頭の代打・杉本瑛冬が左前打㊦


5回裏、香寺は三番・坪田旺大主将㊤と四番・橋本大渡㊦の連続タイムリーで4対3に迫る


1点差に迫られた新家は6回表、先頭の長尾奏音が左前打㊤から二盗三盗を決め、信下のバント安打㊦などで6対3と再び突き放した

▽第2試合

南瀬谷、2ケタ安打で全国1勝
[神奈川]初出場
南瀬谷ライオンズ
010143=9
000000=0
中条少年野球クラブ
[広島]3年ぶり3回目
【南】音村、船田、馬場-山尾
【中】浮田、檀上-檀上、麥田
三塁打/山尾(南)
二塁打/古川2、山尾(南)

中条は浮田悠希㊤、南瀬谷は音村星茶㊦、両先発が規定70球近くまで熱投。音村は4回2/3を被安打1の無失点で勝利をたぐり寄せた


3回表、南瀬谷は一死一、三塁から投手のけん制で一走がスタート。中条は一塁手のセカンド送球をカットした二塁手・田中駿之介が本塁に転送し㊤、生還を狙った三走をタッチアウトに㊦


4回表、南瀬谷は四番・山尾燈汰の左越え二塁打㊤に六番・船田虎太郎の中前打、野選でリードを2点に。さらに九番・村瀬嘉泰主将の中前打で二走が本塁を突くも、中条・細川寛人の好返球で憤死㊦


南瀬谷は4回裏、4-4-3併殺(㊤=二塁手・橋元涼)で守りを終えると5回表、打者一巡の猛攻で6対0に。写真㊦は代打で右前タイムリーの永野颯人(5年)


6回表も南瀬谷が猛攻。一番・古川泰輔の2本目の二塁打㊤から、相手のミスや四番・山尾の適時三塁打、五番・馬場壮輝の中犠飛㊦で9対0に


中条は六番・村上大起㊤が、5回裏に中前へチーム初安打。6回裏は二番・檀上侑希が中前打㊦も、いずれも得点はならず
